たえなるみちしるべの

 


1.たえなるみちしるべの ひかりよ、
家路もさだかならぬ やみ夜に、
さびしくさすらう身を
みちびきゆかせたまえ。


2.ゆくすえとおく見るを ねがわじ、
主よ、わがよわき足を まもりて、
ひとあし、またひとあし、
みちをばしめしたまえ。


3.あだなる世のさかえを よろこび、
ほこりておのがみちを あゆみつ、
むなしく過ぎにし日を
わが主よ、忘れたまえ。


4.しるべとなりたまいし ひかりよ、
今よりなおも野路に 山路に、
闇夜のあけゆくまで、
みちびきゆかせたまえ。


5.とこ世のあさにさむる そのとき、
しばしの別れをだに なげきし
あいするもののえがお、
みくににわれをむかえん。

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