ああうるわしきシ

 


ああうるわしきシオンのあさ、(ああ麗しきシオンの朝、)
ひかりぞ照りそめける。(光ぞ照り染めける。)
やみにまようくにぐにも、(闇に迷う国々も、)
いざともにいわえかし。(いざ共に祝えかし。)


ああかがやけるシオンのあさ、(ああ輝けるシオンの朝、)
たのしき日ぞ来にける。(楽しき日ぞ来にける。)
イスラエルも、ことくにも(イスラエルも、異国も)
いまこそは幸をえめ。(今こそは幸を得め。)


荒れし地にも花は咲き、(荒れし地にも花は咲き、)
いずみは湧きあふれて、(泉は湧き溢れて、)
よもの山にひびきつつ、(四方の山に響きつつ、)
よろこびの声すなり。(喜びの声すなり。)


おお海よりも陸(くが)よりも、(おお海よりも陸よりも、)
み神をたたえまつれ。(御神を称えまつれ。)
みちのひかりかがやきて、(未知の光輝きて、)
あまねく世を照らせり。(遍く世を照らせり。)